ロケットマンのレビュー・感想・評価
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知っている曲はクィーンの方が多いけど・・・
ロックスター「エルトン・ジョン」の半生を描いた物語。
作品を見る前に思い出したのが、クイーンボーカルのフレディ・マーキュリーを描いた「ボヘミアン・ラブソディ」。
そして、この作品のプロットは、まさに「ボヘミアン・ラブソディ」でした。
複雑な環境で愛を感じることが出来なかった幼年期。音楽を志すも底辺に喘ぐ青年期。急激な人気に心が追い付かず、金に吸い寄せられる周囲やマネージャーに振り回される絶頂期。同性愛の苦悩、離れていく友人。そして再生。
幼年期の話を除けば、本当に「ボヘミアン・ラブソディ」そのまんま・・・というプロットです。
だからと言って、真似をした・・・と思っているわけではありません。世界の音楽シーンの最前線にいきなり放り出されたアーティストが、陥り易い人生なのでしょうね。
映画としての評価ですが、名曲の数々は流石に聴きごたえたっぷり。また、「ボヘミアン・ラブソディ」と比較して、この作品をミュージカル仕立て。名曲に合わせたダンスシーン等の迫力もあり、個人的にはプラス評価でした。
私的評価は4にしました。
ミュージカル
愛を求め続けた男の光と影
予想外にシリアスで切ないミュージカルだった。あなたの人生は幸福でしたか?私の人生は・・・と、稀代のミュージシャンである主人公エルトン・ジョンが独白して自らの人生を振り返るような、彼の人生の軌跡をリアルに描いた作品だった。
主人公は、幼い頃から両親の愛に恵まれなかったが、非凡な音楽の才能が周囲から認められ、シンガーを目指すが、なかなか認められなかった。しかし、作詞家志望のバニー・トーピン(ジェイミー・ベル)と出会い、二人が作った曲は次第に注目され始め、一気に開花していく。しかし、栄光の階段を駆け上がるにつれて、主人公とバニーなどの彼の協力者たちの関係は悪化し、主人公は酒とドラッグに溺れていく・・・。
ライブシーンは、ライブ開始直前の様々な主人公の葛藤を丁寧に描いてから始まる。加えて、主人公を演じるタロン・エガートンの歌唱力、成り切り度が抜群なので、ライブ会場にいるような臨場感に圧倒される。主人公の心情に素直に感情移入できる。音楽の表現者としての厳しさが伝わってきて、熱いものが込み上げてくる。
幼少期の場面で挿入される歌の“愛が欲しい”という歌詞が、主人公の人生を端的に象徴している。世界中の人々に愛され、喝采を浴びた主人公は、身近な人たちの愛には恵まれなかった。しかし、恵まれなかったことが、却って、主人公をスターに押し上げる原動力になっていると感じた。
本作は、主人公の名曲を散りばめた、ノリの良い、イケイケのミュージカルではない。主人公自身が製作総指揮を務めているので、どうしても、自身を見つめる視点は厳しくなる。主人公の光と影を描いてはいるが、光の部分に比べ、影の部分が濃密になり、主人公の想いが強調されている。しかし、そのために、光と影のバランスが悪くなったことは否めない。
主人公をもう少し客観視できていたら、シリアスでありながらエンタメ性も十分盛り込んだ作品になっていただろう。
作曲家エルトン・ジョン製作総指揮による作詞家バニー・トービンへの感謝の映画
デクスター・フレッチャー監督による2019年製作のイギリス・アメリカ合作映画。
原題:Rocketman、配給:東和ピクチャーズ。
ユア・ソングとキャンドル・イン・ザ・ウインドは大好きであるが、エルトン・ジョンに関しては、知らないことばかりで、とても興味深い映画であった。
まず、王立音楽院でクラシックピアノを数年間学んでいたことに驚き。映画としては、1回聴いただけで完全に演奏が出来ることをうまく示した入学試験時の描写が、なかなかうまい。ピアノに関して天賦の才能有するけど、基本的な訓練も幼少時にきちんとしていたのか。
ユア・ソングの詩は昔からとても好きだが、エルトン・ジョンによる詩と思っていた。恥ずかしながら、作詞家のバニー・トービンという存在を全く知らなかった。映画を見ると、一時期の別離もあったが、長い長い彼らの共作が、奇跡の様な貴重なものに思える。エルトンはバニーに昔は恋心も持っていた様だが、本作は製作総指揮者でもある彼のバニー・トービンへの感謝の映画の様にも思えた。
そして、バニーも同居していたエルトン・ジョンの実家で、ユア・ソング誕生の瞬間の映像表現は実に素晴らしかった。Gかと言いながら音を探すエルトン演ずるタロン・エガートン、次第に美しいメロディが出来てきて、それを聴いたバニー演ずるジェイミー・ベルが階下に降りてくる。エガートンはジェイミーの目を見ながら今産まれたばかりの新曲を歌いあげる。
Oh, I know it's not much but it's the best I can do
My gift is my song
And this one's for you
And you can tell everybody this is your song
It may be quite simple but now that it's done
I hope you don't mind
I hope you don't mind
That I put down in words
曲の圧倒的な美しさに、聞きいる祖母同様に感動するとともに、実際に自分で歌ってるらしいタロン・エガートンの歌の旨さに驚かされる。そして、彼女に向けられた様なこの歌の詩が、実は作詞家バニー・トービンの作曲家エルトンへの思いを込められたものであることを知り、感動させられた。
製作マシュー・ボーン、 デビッド・ファーニッシュ 、アダム・ボーリング、デビッド・リード、製作総指揮エルトン・ジョン、クローディア・ボーン、ブライアン・オリバー、 スティーブ・ハミルトン・ショウ 、マイケル・グレイシー。
脚本リー・ホール。撮影ジョージ・リッチモンド、美術マーカス・ローランド、衣装ジュリアン・デイ、編集クリス・ディケンズ、音楽マシュー・マージソン、音楽製作ジャイルズ・マーティン、振付アダム・マーレイ。
出演は、タロン・エガートン(エルトン・ジョン)、ジェイミー・ベル(バーニー・トーピン)、リチャード・マッデン(ジョン・リード)、ジェマ・ジョーンズ(アイヴィー)、
ブライス・ダラス・ハワード(シーラ・フェアブラザー)、スティーブン・グレアム(ディック・ジェイムス)、テイト・ドノバン(ダグ・ウェストン)、チャーリー・ロウ(レイ・ウィリアムズ)、スティーブン・マッキントッシュ、トム・ベネットトム・ベネット、オフィリア・ラビボンド、オフィリア・ラビボンド。
スターの光と影
♡素晴らしい!が過ぎる(*´Д`*)♡
冒頭の五分で、エルトンはやっぱりクソだな、と思い・・
その後の五分で、これは何て可哀想な幼少期なんだ、と憐憫マックスになり・・
ググッと!物語に引き込まれて、後は一気にラスト迄!
表題通りです、素晴らしいです。
ダリ、ゴッホ、ピカソ・・
モーツァルト、サラサーテ、リスト・・
谷崎潤一郎に太宰治・・
そうよな。。。
ノーマジーン(Mモンロー)にイングリッドバークマン。
孤独や幼少期の不遇が、天才を産む温床となるのか・・。
悲しい、これは悲しくも美しい物語だ・・。
映画『ボヘミアンラプソディー』も良かった。
(フレディも、そう言やそうだったな・・。)
『ジュディ』も『ローズ』も『ビリーホリデイ』も『エルビス』も、未だ見てないけど・・
これは見なければならないな、と痛感。
一人で、誰からも愛されない代わりに、才覚を得たか・・。
そう、何度も言う。
これは悲しくも美しい物語・・。
もう一回見たい度&DVD買いたい度】☆⑩
悲しくて素敵度】☆⑩
ジョンリードは、どの作品でも最悪だな!度】☆⑩
英国では『ナイト』の称号を持ち、サーと呼ばれるガイ(いやゲイ?)。
ちょっと、彼に対して見方が変わった・・。
佳作良作秀作、素晴らしいです。
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しかしながら、本人まだ生きてるのに、良くこの作品にオーケー出したな・・。
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SING2の冒頭で、エルトンの→グッバイイエローブリックロードが流れてて、本作でも、良いところで同曲が・・。
全てを曝け出し、生きる。
・・全てを曝け出すから、眩しく悲しい・・。
そして、美しい。
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伯爵の品質保証作品に、大認定!!!
エルトンジョンのイメージが変わった
エルトンジョンは世代じゃないし、聞いたこともなくて、派手な昔のアーティストとしか思ってなかった。キングスマンでネタ枠で出てたのくらいしか印象になかった。
ただ、この映画を見たら、複雑な子供時代と才能を狙ってくるビジネス界の中でスターを演じ続けたカッコよさを知った。
曲も聞いてみると今も色褪せない名曲で新たな音楽に出会えて良かった。
結構重い内容だが、ミュージカルっぽい作りとエルトンのド派手な衣装のおかげであまり悲観的な雰囲気は感じなかった。
僕の歌は君の歌、が生まれたシーンは感動した。
エルトンのストレスとは比べものにならないけど、調子が悪い時でも変わらず接してくれるバーニーのような周りの人間は大切にしなきゃなと思う。
ただ愛に包まれたかった、それだけでずっともがいていた半生。実のお父...
どれもが名曲
とてもいい映画でした。エガートンも頑張ってた。
歌詞がシーンにフィットした曲が次々とかかるわけですが、どれも大ヒット曲です。バーニーの詩も素晴らしく、実に名曲ぞろいです。曲の時系列的にはちょっと疑問もありましたが、仕方ないかな。
母親に「うちは禿げ家系だから好きな髪形ができるのは20歳までよ」と言われてリーゼントにするところが笑えました。きっと実話ですね(^_-)-☆。その母親役の(ジュラシック・ワールドの)ブライス・D.ハワードが太っていてびっくり!役作りも大変だ。
本人の描写はちょっと悲劇的(可哀想)すぎだと思いましたが、本人のプロデュースだからあれでいいんでしょう笑。ドラマ的には見応えのあるものになりました。
私はボヘミアンラプソディより本作品の方が全然好きです。
エルトンファンです
50年近くエルトン・ジョンのファンとしては知らないことも結構あり、おもしろかった。
雑誌の活字ではいろいろ目にしてきたが映像として見てしまうと少しショックな場面もあった。
その才能は誰もが認めるところではあるが小さい頃からの複雑な人間関係やデビュー後の活躍とは裏腹の荒れた生活などファンとしてはある程度知っていたがそんな中で次から次へと素晴らしい曲を発表してきたのかと思うと個人的には感謝である。おばあちゃんに感謝かな。
バーニーとの関係は描かれていたがバンドメンバーとの絆が描かれていなかったのが残念。
最後にエルトン自身の写真が映画の答え合わせのように出てくるが、その中で子供の頃のエルトンと映画の中の子供のエルトン、そっくりでびっくり。
見終わって思ったのはエルトンのファンで間違いなかったと言うこと。
エルトン、万歳!
エルトン・ジョンの事はよく知らなかったけど…
「エルトン・ジョン」という名前は知っていましたが、どんな人なのか、何の歌が有名なのか、殆ど知らなかったので今日まで食わず嫌いしていました。20代男です。
本作の宣伝広告がバンバン流れていた時、「あの『ボヘミアン・ラプソディ』の監督が贈る!」みたいな謳い文句をよく見かけた記憶があります。
元々QUEENはよく聞いていたこともあり、ボヘミアン・ラプソディは私も大好きで、映画館で2回、DVDで2回の計4回見ました。
そんな大好きな作品の監督が、またしても大物アーティストの自伝的作品を作るということで、めちゃくちゃ興味をそそられてはいました。
ただ、、エルトン・ジョンを、知らない。
そんな私が観に行って100%楽しめるのかな?という食わず嫌いから、なんとなく手を出さず、時間が過ぎていきました。
そんな中、少し時間も空いたので、映画でも見ようかな〜とアマプラを物色していたところ、改めて本作のタイトルを目にし、もう思いきって見ちゃえ!とクリックした次第です。
結果としては、とても楽しめました!見てよかった!!
エルトン・ジョンの楽曲は初見で聞いても素晴らしいものばかりでしたし、何より作中に歌が流れるタイミングが絶妙なので、引き込まれる作りに感じました。
主演タロン・エガートンの表情や所作も無駄がなく、まさしく1秒も見逃せない名演技でした。
個人的に、1番印象に残ったのは母親のシーラです。
「あなたは汗水流して働かずに成功した」というセリフ。
正直、途中まで私も「やたらトントン拍子で成功しちゃった人なのかな…」と思ってましたから笑
しかし、バーニーとの会話で改めて明らかになる、異常な仕事量や仕事に対する熱意(執着?)。
アーティスト「エルトン・ジョン」を本当に理解出来る人に早く現れて欲しい!と思いながら祈るようにして観ていました。
自らのアイデンティティを探る、というテーマはどんな作品でも大なり小なり取り上げられるものではありますが、本作に関しては、分解していくと一つ一つは案外単純なものだと感じます。
冒頭で、自分の依存症を自嘲気味に語っていますしね。
ただ、前述の「あまりにも上手く出来すぎてしまったこと」や、本人のプライドが事を複雑にしてしまった、といったところでしょうか。
相手、そして自分を許すことの大切さを学んだ作品でした。
明日から通勤がてらエルトン・ジョンの楽曲に触れてみたいと思います。
【友人がいるという大切さ】
この映画は、イギリスのロックスターであるエルトン・ジョンの伝記的なミュージカル仕立ての映画である。このように表現してしまうと陳腐な映画のように思えるが、主人公であるエルトンの盛衰が生々しいままに表現されているという意味では、他に類を見ないヒューマン映画といえるだろう。
幼少期から父親のネグレクトを受けていた主人公レジー(後のエルトン・ジョン)。孤独を感じていた彼は音楽と出会い、自らの才能を開花させていく。そして、彼の曲の作詞家であり、生涯の友人であるバーニーと出会う。音楽を続けていく中で、レジーは「過去の自分を捨てるんだ。なりたい自分になるために」という助言をもらう。そして、エルトン・ジョンとして生まれ変わり、ロックスターとして成功していく。
しかし、成功してもエルトン自身は、父親からの愛を感じることはなかった。父親は別の家庭を築き、自分には向けなかった愛のある眼差しを、新しい家族には向けていたのである。同時に、同性愛者であったエルトンは社会からも受け入れてはもらえない。
そんなことから常に孤独を感じ続けていたエルトンは薬物依存、アルコール依存、買い物依存などに陥ってしまう。そして、遂には友人であるバーニーとも決別してしまう。
ロックスターとしてのエルトンはどんどん堕ちていった。やがて、ピアノを弾くことすら恐れてしまう。しかし、最後に彼を救ったのは友人バーニーであった。出会った頃のやりとりを想起させる、これに曲をつけてくれよと貰った1枚の詩。エルトンは友人の詩を眺めている内に自身の中に湧き上がる曲を表現するべくピアノに手を伸ばした…
以下感想
友人愛。生涯を通した友人がいるということはなんとも幸せなことだろうか。苦楽を共にした友人と出会えることは、本当に貴重である。この映画を見ていると、愛情や友情が儚いものであることを想起させられると共に、尊いと感じずにはいられない。
サザンのニジ色…って曲があるが
先入観で今まで観てなかった
自分の洋楽偏差値の低さをまた後悔w
洋楽は全く聞かないけど、エルトン・ジョンは知ってますとも、ピアノを引きながら陽気な衣装でショーをするゲイで薬中のスターでしょ?
「キングスマン」でも出てきていたしw
でも作品を見ると幼少期からの生きていく上での色々なハードルが彼をそうさせてしまっているのかもしれないな、と感じてしまった。
幼少期に家族の愛に触れることができないのは非常に辛かったことだろう。
そんな彼には驚くような音楽の才能があり、どんどんと伸び上がっていく。と言うストーリーは観ていて非常に引き込まれた。
しかしながら洋楽をメインとしている作品あるあるではあるが、「全く曲がわからないww」
たぶんファンならどんどん高揚し、盛り上がるシーンでも「いいなーw」と思いながら鑑賞w
逆に新鮮なのでそれはそれでいんだけどw
やはり富と名声を手に入れた人あるあるかもしれないけど、どうしても孤独ってのがやってくるのね、っていうのは観ていて少し考えさせれた。
でも本当に大切な人はずっとはじめから近くにいたのかってのもベタではあるが、非常にいい話。
またエンドロールでも描かれているが、作詞家のバーニーは唯一無二の相棒であり、エルトン・ジョンもすばらしい人間なのだってのが非常に嬉しかった。
また最愛のパートナーにも出会え、子供もいて幸福なのは自分のことのように嬉しいねww
映画としてはミュージカル部分も見応えあったりで楽しめるが、ボヘミアンの様なドンドンと入り込んでしまうって感じではなかったかな。
しかし、エルトンジョンの様にポップで優しく観ていれられる作品でした。
また主演のタロンも憑依したかのような歌唱と見た目(薄毛もw)も非常にすばらしい。
ボヘミアンラプソディーと比べるべきでは無い
何故かボヘミアンラプソディーと比べられたり、並べられたりしているのを見ますが、ジャンルが全く違うと思いました。
ロケットマンは、ミュージカル…になるのかな。
他にボヘミアンラプソディーと違うところは、バンドが出来るまで、デビューするまで、ヒットするまで、曲が出来るまで…等 の過程はそんなにない事。
いろんなエピソードを詰め込んではいますが、途中からミュージカルに切り替わり、そのままそのシーンが終わる。
↑この繰り返し。
え?その後どうなったの?となるシーンがとても多かったです。
エルトンジョンのファン(歴史を知っている人)には分かるのでしょうね。
そのせいかどうか分かりませんが、全体的にみて少し浅く感じました。子供の頃のエピソードもありますし、時間内に収められず、致し方ない事だったのかもしれません。
エルトン・ジョン大ファンの私のレビューです
派手なパフォーマンスと栄光の影で、いつも寂しさと孤独を抱えていた、と言うことか。あんなに成功して大金持ちになったのに、両親から愛されなかったとはなんとも悲しすぎる。
全体の出来としてはイマイチ感あり。ラスト、これで終わりと言う感じで、その後から現在に至るまでの事は説明文と本人の写真を載せると言う、ちょっと安直なパターン。
そもそもこの種の映画で大事な、「ボヘミア・ラプソディ」のようなライブパフォーマンスの迫力があまり感じられなかった。
また、彼の名曲がいっぱい使われていたのは良いが、発表当時と映画のストーリーの流れとの時系列がめちゃくちゃなので違和感を感じた。それに「ユア・ソング」以外は使い方があまり良かったとは思えない。ほとんどさわりの部分で終わってるし、アレンジのしすぎでオリジナル曲の良さを台無しにしている。その点、前述の「ボヘミアン・ラプソディ」はオリジナルそのままで歌っていたと思う。
私の一番好きな「ベニーとジェッツ」を何と言う使い方をするんだと文句を言いたい!ドジャーズスタジアムでのライブパフォーマンスを再現したら最高だったのに、非常に残念!
いずれにしても音楽家の映画は大体においてイメージダウンになる内容が多い。この映画も例外ではなく、エルトン・ジョンのファンの私(LPは10枚くらい持っている)としてはがっかりだった。
個人的な意見だが、バーニー・トービンと別れてからエルトン・ジョンの才能は燃え尽きてしまった。その後二人は修復したが、すでに燃え尽きていたので何も残っていない。以前のような胸に突き刺さるようなメロディーはなくなってしまったので、それ以降彼のCDは買っていない。例外的に、1997年のダイアナ妃のお葬式で歌ったキャンドル・イン・ザ・ウィンドは買ったが、これはもともと1970年代に発表された曲の歌詞をアレンジしただけ。
映画館って素晴らしい
タロンエガートンの凄さ
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